『しましま』のおもちゃ
『棒状のオモチャは、まだ怖がるかもしれませんよ~』と、譲渡に際してアドバイスを頂きましたが、
お店で見かけるおもちゃは猫じゃらしなど、やっぱり『棒モノ』が多いんですよね~。
あとはネズミ系…。本物のネズミじゃないから別にいいんだけど、絶対ソファの下とかにホコリにまみれて転がってそうだし、小さいのだと、飲み込んじゃったりしないか心配で…
でも、わが家に来てから1ヶ月くらい経ったあたりから、かなりハッスルして遊んでくれるようになったので、いろんなオモチャを試してみました。
その中でも一番のお気に入りはコレ☆
元々はもっとパーツがあったんですが、お気に入り故に激しい愛情をぶつけた結果です。
あそぼ♪
銀ちゃんは保護された時に沢山の虫さんをお腹に飼っていたみたいですが、そのなかでも、都会の猫さんでは滅多にお目にかからない種類もいて、ヘビや、カエルを捕食していたからではないかと思われます。
そんな銀ちゃんは、やっぱりシマシマ模様が気になるらしく、最初はヒトが履いてるスリッパのしま模様にもパンチしてたから、しましまのヘビさん(おもちゃ)を作ってみました♪
ウール100%
抱え込み!
戦利品♪
暫定1位のヘビさんです。
すき?きらい?
食いしん坊バンザイな銀ちゃんだから、お皿にいれて差し出せば何でも食べるかと思っていたら、最近になって、カリカリもウェットも、お好みが出てきた様子…。
ウェットについては洗ったようにキレイに食べるか、お皿に少し付いてるくらいの差ですが、嫌いなカリカリは明らかに食べないので、ちょっと焦りました。
朝晩のゴハンの時間に見てもほとんど手付かずで、最初は体調が悪いのかと心配したのですが、おやつはガツガツたべるので、『もしや!』と思って鰹節をかけてみたところ…食べてくれました!
おとーちゃん、ちょうだい♪
今まで買ったのは500gとかの大きさだったのに、よりによって、1.8kgのパッケージを買ったら、それがお気に召さなかった…。(´・ω・`)ショボン
翌週あわてて別の銘柄を2種類購入して、食い付きをみながら、お気に召さなかった銘柄と混ぜておりますが、やっぱりそのままでは食べてくれないので、おやつの「じゃこ」をふりかけて、ようやく食べてくれます。
うにゃにゃ~♪
色々試してみた結果、銀ちゃんはチキン味やターキー味より、サーモンとか、お魚系の味のほうがお好きみたい。
銀ちゃんと暮らしはじめて2ヶ月近く経つけど、まだまだ試行錯誤です。φ(..)
銀玉
銀ちゃんをブラッシングするときに採れる毛が、とってもフワフワで、なんか捨てるのがもったいない(貧乏性?!)ので、丸めて『銀玉』を作っておりました。
そろそろ手頃な大きさに育ったので(笑)銀ちゃんにご対面してもらったら、おもちゃ以上に食いついてくれました!
せっかく丸めたのに、あっという間に八つ裂きです…
なんとか回収したので、再度丸めてもっと大きくしてからリベンジしたいと思います。
ごはんまだ?
『ねぇ、注文いいかな?』
『今日はなんかさ~お魚の気分なんだけど。ところで、さっきから何作ってんの~』
残念ながら銀ちゃん用ではなく、ヒト用なんですよ。
さっき、ささみ茹でたのたべたでしょ?
『あっ、そう。もう無いんだ…
んじゃ、終わったら遊んでね♪』
と言わんばかりに、銀ちゃんはおとなしくヒトの夕食が終わるのを待っていてくれます。
食べてる間も足元で、ふて寝(タヌキ寝入り?)して様子を伺います。
食器を片付け始めると、『う~ん!』と伸びをして、アクビをしながら、モフモフしてもらえるまで健気に待ちます。
一足先にお腹いっぱいの銀ちゃんは、焼き魚の時でさえ、ダメ元で1~2回『くれ!』と鳴きますが、もらえないらしいとなると、諦めてくれます。
私がキッチンに立つと、『何それ~?僕のもある?』って感じで鳴きますが、調理台には手も掛けません。
教えた訳ではないのに、分をわきまえる賢い銀ちゃん☆
…親バカです(;´∀`)
おたのしみ♪
まだまだ絶賛警戒中の頃、銀ちゃんはソファの下に隠れるのが定位置で、用がある時(トイレとゴハン) 以外は常に、『おこもり』していました。
猫というより、まるで巣穴に引きこもるハムスターとか、野うさぎのよう…。
おやつで釣っても、食べ終わると帰っていってしまう~(笑)
なんとか出て来ていただきたいな~と思い、オモチャを投入してみることに。
すると…見事な食い付き!を見せてイソイソと這い出てきました。
飛ぶは、走るは、大ハッスル☆
遊びに夢中であちこちにぶつかったりして、『ゴンッ』と痛そうな音がしてもお構い無しで、まだ目がオモチャを狙ってるのですが、痛くないのかな~?
猫って、痛覚が鈍いのかしら?
それとも銀ちゃんがニブちんなのかしら?
皆さんのおうちの猫さんは、いかがですか?
ドキドキ☆
vs.カリカリ
一般的には猫さんは食通が多いですが、銀ちゃんは『飢え』の記憶が強いから、貪欲に食べるのではないか、と予想しておりました。
ところが、ウチに来た当初はカリカリを食べてくれなかったので、ウェットフードや、おやつを食べてくれたときは、ホッとしました。
お水を飲む姿もみえなかったので、脱水にならないか心配していたら、シェルターのボランティアさんから、おしっこが出ていれば問題ない、きっと見てないところで飲んでますよ、とのアドバイスを頂いて、一安心…。
銀ちゃんの排泄回数はダンナさんが記録していて、
1日平均4~5回のおしっこが出ていて毎日快便♪
銀ちゃんをお迎えするにあたり、どんなゴハンがお好みなのか、どのくらいのペースで食べるのか、様子を見るつもりで、ドライだけで2種類用意していたら、銀ちゃんを連れてきて下さったボランティアさんから今まで食べていたフードもお裾分け頂いて、3種類にw
慣れているゴハンからあげてみたけど、やっぱり減らないので、なんとか食べてもらおう、とカツオブシをかけてみたら、銀ちゃんのテンションが分かりやすく上がりました(笑)
1週間くらいは同じフードで食べ方を観察しておりましたが、翌週からは3種類からランダムにしてみました。
だって、味がそれぞれ違うから、ミックスするのはどうかな、と思って、日替わり定食っぽく。
(*´∀`)♪
湿気ちゃうのがイヤだな~と思って、1日分ずつ、計量したものをラップで包んでチャック付きポリ袋に入れて保管してます。
今日は何にしようかな?とワクワクしながら毎回最初の一口めは手から食べてもらってますが、猫の飼い方の本に書いてある内容を見てびっくり!
『ゴハンを変えるときは、少しずつ混ぜて、緩やかに切り替えましょう。』
アハハ、真逆だ~(;´∀`)
でも食べてくれてるから、いっか。
全力ダッシュ
病院デビューした日の午後、ヒトは仕事に行かねばならないので、銀ちゃんには初めての長時間、独りぼっちでお留守番となりました。
寂しくなって、心細いかしら?
ゴハン食べちゃって、不安になってないかしら?
お水をひっくり返してパニックになってないかしら?
イロイロと考えが頭を巡って、申し訳ない気分で、仕事は全く手に付きません。
ウチに来て、銀ちゃんには私たちだけが頼れる存在だというのに、ド素人なもので、『良い加減』がわからない…
そんなとき、『はっ!』と声が出たかもしれないけど、エアコンのことで、急に不安になってきた。
出掛ける前に、エアコンをつけていて除湿で26℃設定の3時間タイマーで切れるようにしてみたのは、もしかすると失敗だったかも…。
今日はとても暑い!エアコンついてる事務所内でも、じっとり汗ばむくらいで、日差しも強い!
銀ちゃん大丈夫かしら?
もう頭の中で色んな妄想が浮かんできて、最悪な事態として、暑さとパニックから熱中症でグッタリ横たわる姿を想像してしまい、こちらがパニックです。
毛皮しょってるし、毛布やらタオルがあるから、多少の寒さならやり過ごせるかもしれないけど、暑いのはどうにもならない。
どうしよう!早退するか?
早退理由:猫が心配なので。
いや、ダメだろうな…いくら上司も猫好きとはいえ。
よし、一旦、落ち着こう。
エアコンが切れるのは15:00頃、切れたといっても予冷されてるだろうから、1~2時間はきっと大丈夫。
日が長くなったとは言え、17:00から気温が上がるとは思えない。室温が30℃を越えることはないだろう。
となれば、定時までは頑張って、少しでも早く帰ろう!
《イメージ図》
もう、それからの5分、30分が長くて長くて。
こんなときに限って、帰る間際に話しかけられて…
15分ロスしたけれど、『今日は急いでいるので、続きは明日に、スミマセン!』と逃げるように事務所を飛び出し、駅に向かってダッシュです。
乗り換えも、自宅最寄り駅からも、ひたすらダッシュで、汗だくだし、息も上がってハァハァしてて、明らかに変な人…(;´Д`)
重ダルくて上がらなくなってきた足を引きずりながら、『銀ちゃんごめん、銀ちゃん…』と半泣きで倒れこむように帰宅しました。
靴も脱ぎ散らかして、最後の力を振り絞って銀ちゃんのいる2階へあがり、ドアをあけて電気をつけたけど、銀ちゃんがいない!(>_<)
『ほこら』にも、ケージにも、いない!
泣きながら銀ちゃんを呼んでたら、ソファの下から前脚が出てきて、眠そうな顔をした銀ちゃんがそろりと出て来てくれました!
『なんだよ、寝てたのに~』と、言わんばかりにアクビをしてから、ふんふんとニオイを嗅いで『ニャア』と…
あ~!!良かった~!
生きてた~!
ごめんね、ごめんね、と泣きべそで銀ちゃんを撫でていたら、ダンナさんが帰宅。
うわ~ん!もう気が気でなかなったよ~と泣きついて、電気代かかっちゃうけど、命には代えられないってことで、明日からはエアコンをつけっぱなしにしておこう、と。
これまでたくさんのヒトに命を繋いできてもらったのに、託された私たちが、できる限り長生きしてもらえるように努力しないでは申し訳ない。
銀ちゃんには涼しいお顔で過ごしてもらいたい、と心底願っています。
暑苦しい飼い主でごめんよ…。